手稲山 ラストラン(たぶん)2018年11月22日 10時50分56秒

11月20日(火)、朝起きてみると日差しが出ている。予報によれば終日曇りで最高気温は5度とのこと。日月と二日間休んでいるので、この期を逃してはならずとばかり張碓峠経由で手稲山に向かった。

張碓峠に向かう途中、金山あたりで赤信号待ちをしていたら小径車に乗った方が声をかけてきた。聞けば東京から来られて、これから小樽に向かうのだとか。なにか事情がありそうな雰囲気もしたけれど、信号が青になったので深い話にはならず、そのままお別れ。

張碓峠でUターンして手稲山登り口に向かう。そこでウインドブレーカーをたたんで背中ポケットに収納。走り出すと前の週のトレーニングの成果が出たのか速度がアップ(わずかではあるが)しているのがうれしい。

路面は濡れている。オリンピアを通過するとその先から徐々に路面がシャーベット状になってくる。凍結していない。しかし、旧研修所を過ぎたあたりから急に積雪路面となり、車の轍を選んで慎重に走る。スリップはしないが、ハンドルがとられることもあるので緊張する。
ということで、なんとか旧ロープウエイ山麓駅到着。ここで記念撮影。
一応アリバイ証明のために、自撮りもしておく。
さて問題はこの後だった。下りはブレーキが利きにくくなるのでコントロールが一段と難しくなる。それでお尻をサドルではなくトップチューブに乗せながら走る。次の問題は、左のクリートが固定できなくなったこと。湿った雪がクリートの凹部にはまり込んでしまったのが原因。バンバンたたいたくらいでは落ちない。しかたがないので、指でなんとかほじり出す。これでタイムロス。そうこうしているうちにみぞれになってきた。走り出すとお尻がぬれてくる。

気温が低く、おまけにみぞれ。そんななか身体を濡らして走るのは大変なものである。今シーズン新調した、おたふく手袋のインナーにはずいぶんと助けられた。濡れても冷たく感じないし、身体に張り付かない。おまけに値段も安い。

しかし末端の冷えはどうしようもない。なんとか自宅に駆け込んで熱いシャワーを浴びようと思ったら、妻が気を利かせてお風呂を沸かしてくれていた。「ありがたい!」この日ばかりは、妻の顔が 観音様 マリヤ様に見えた。