小林峠の夕練で再会2018年06月20日 22時38分31秒

18日の朝里一周でベストタイムを出した余勢を駆って、翌19日の夕方、早めに仕事を切り上げて小林峠に向かった。風は8m/secで、かなり強い。それも向かい風とくるので、トレーニングには絶好である。

福井のあたりまで来たら、前方にローディを発見。あちらも向かい風で難儀している様子。実力としては同じくらいと踏んだ。追い越してもぴたりとつかれて苦労することが目に見えているので、少し距離をあけながらついて行くことにした。

トンネル手前で右折し旧道に入る。登りの途中で横に並ぶ。声をかけてお顔を拝見してびっくり。推測では四十代あたりかと思っていたら、ヘルメットから白髪がのぞいているではないか。

さて、どうしようか迷ったが、勢いで前に出てしまった。そのまま速度を維持したらお相手は千切れると予想したら、なんとピタリと後ろについて来る。それどころか、最後のストレートで追い越しにかかってきた。「ウワー、ハヤイー!」と、叫びながらこちらもなんとか食らいつく。そんなデッドヒートを繰り広げて頂上へ。

お相手は途中で速度を緩めたらしく、少し遅れて到着。峠の駐車場でしばし歓談。お年を聞いてびっくり。66歳とおっしゃった。それで思い出した。この方、三年前に朝里峠の登りで追い越していった方で、あの日のことは忘れたことはなかった。それが今日、思いがけなく再会となった。

6年後、私はこの方のように走れているだろうか。できるかどうかわからないが、大きな目標である。

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