今年一年を振り返る ロードバイク編2017年12月31日 17時11分40秒

何と言っても最大のトピックスは、Shamal Ultraが我が家にやってきたことだろう。
Eurusがピットを踏んだおかげてリタイヤを余儀なくされ、傷心の日々を過ごしていた時、次のホイールをどうしようかと悩んでいた。そんなとき魅力的な値段でShamal君が売りに出されていた。予算を少々オーバーしているが、小遣いを切り詰めるのを覚悟して手に入れた。

Eurusくんには申し訳ないが、トラブルのおかげで素晴らしいホイールに出会うことができたことになる。ただ、Shamal Ultraを踏み倒せるほどの足がないのが残念である。
かつてフェラーリを所有していた知り合いの奥様が、7速あるギアのうち4速あたりまでしか入れたことがなく、「フェラーリちゃんに申し訳ないわ」と申していたが、それと同じか。

その次の思い出は、小林峠の狐たちのことであろう。自転車のあとをぞろぞろついてきたのには驚いた。トンネルができる前は、トレーニングができなくなるのではないかと心配したが、トンネルのお陰でかえって静かな環境になった。旧道と新道のつながり部分で減速、一旦停止を余儀されたとしても、それさえ我慢すれば天国である。

夏までのシーズン前半は、ほとんど毎週朝里峠を走ることができ、それなりにがんばっていたと思う。3時間30分を切り、25分台ということもあった。ところが後半は思うように走ることができず、もう少し頑張ろうと思っていたら11月中旬には雪のため突然クローズとなった。なんとなく不完全燃焼の気分である。

この年令になると仕事の責任が増える。おまけにいろいろなストレスもかかってくる。自転車に乗れる時間がどんどん削られていく。妻には、早く辞めたらと言われるのだが、そうもいかない。
来年は、なんとか仕事と自転車のバランスをとりたいものだ。

今年一年を振り返る オーディオ編2017年12月31日 20時52分16秒

振り返れば、多くの変化があった。
最も大きなことは、GaussのHF-4000が来たことだろう。最初、入手したものを開けたときは少々がっかりした。程度があまり良くなく、案の定、使っているうちに異音がしてきた。自力で対応が難しいと判断し、とあるところに修理を依頼した。戻ってきたので恐る恐る音を出してみると、当たり前だがまったく問題がない。元気に活躍中である。

中音が充実してくると、高音が不足する。これもある方のアドバイスで、YAMAHAのJA-4202を手に入れた。Westcapの0.1uFだけので簡単なHPFで音を出している。ネットワークもいろいろいじったが、複雑になるほど音が死んでいくことを経験した。結局、必要最小限で構成した時が、最も音が活き活きと鳴っていた。ネットワークについてはまたいつか書くことになるだろう。

次はサークロトロンに挑戦したことか。サークロトロンと言っても、出力段にGaN素子を使っているところが自慢である。ただしGS66502Bは、安全に使用するための放熱の確保が難しい。結局、アルミ基板にまで手を出すことになリ、これは来年の課題になっている。

その次は、我が家に真空管パワーアンプがやってきたことか。これまで数十年前に一度だけ、知り合いから一週間だけ真空管パワーアンプをお借りして聞いたことがあった。出力管の名前は覚えていないが、形状から6CA7あたりだったかもしれない。そのときはK式アンプに執心だったので、宗旨替えは踏みとどまった。

しかし、真空管パワーアンプを知らずにオーディオ人生を終わるのはつまらない。思い直して今回Dynaco MK3を手に入れた。最初はボケた音でピンとこない。そこで改造することにして、いろいろ手を入れた。おかげで真空管アンプについていろいろなことを学ぶことができた。
そして掉尾を飾るのはオーディオアナライザーVP-7723Aである。これまで何度も書いたが、修理にはいろいろ手を焼いた。もうだめかと諦めかけたことも何度かあった。なんとか正常動作にこぎつけたのは故障が複雑でなかったというだけで、ラッキーとしか言いようがない。