Dynaco MK3の改造(5)2017年08月24日 13時42分36秒

 MacのソフトであるSignalSuiteとSignalScopeを使って、歪率を測定してみた。正確な歪率を得るには細かな設定が必要だが、深く追い込んでいない。異常動作していないことを確認するのが目的なので、数値はあくまでも目安として見る。

なお、信号はMacからデジタルで出力し、途中のDACと13D2ラインアンプを経由して被測定アンプに入力される。なので、それらの影響を受ける。なおかつ、被測定アンプの出力はMac内蔵のADCを使ってデジタル化されるので、それらの精度にも影響を受ける。
10KHzについても測定したかったのだが、サンプリング精度が荒すぎて意味のある数値を得られなかった。 

KT88のアイドリング電流は50mAに設定している。 1KHzの歪率は素直に変化している。ただ、10Wを越えた時点でいったん数値が低くなる理由は不明。
100Hzの歪率が1KHzにくらべて1桁も数値がよい理由もわからない。