S医大生と朝の挨拶2017年05月31日 20時59分48秒

火曜日は遠く離れた仕事場Aに出勤するために車を使うのがこのところの習慣。ところがたまたま昨日はその仕事場が休みであったため、いつもの仕事場Bに自転車で出勤した。

北1条通りを東進するコースで、近代美術館前の交差点で南に折れる。その交差点で信号待ちしていたら、後ろから声がかかった。振り向くと、びしっとローディの格好で決めた好青年がバイクに跨っている。

どこまで行くのかとこちらが尋ねると、自分はその先にある医大の四年生なのだという。自転車部に属していて朝練を兼ねて走っているのだとか。おお、そうであったか。専門は決めたのかとまた尋ねると、まだだという。こちらは知ったかぶりをして総合診療にしなさいと勧める。自転車部のホームページを見たことがあるけれど、なかなか頑張っているねと言ったら、喜んでくれたみたいだ。

まだまだ話はしたかったのだが、惜しむらくは青年が学んでいる医大は目の前であった。数分でお別れした。

初夏の朝、すがすがしい出会いができてうれしかった。

Circlotron サークロトロン近況2017年05月31日 21時32分02秒

現在エージング中。LEDランプを配線していないので通電しているのに光っていない。

音はまだこなれていない。特に電源トランスはエージング不足だと低音がすっぱり切り取られる傾向があるので、全体にバランスが整っていない。しかし、それでもこの解像度の凄さには目を見張る。昔、テレビのコマーシャルに「♪見えすぎちゃって困るの〜」というのがあったのを思い出してしまった。(これは50代以降の人にしかわからないだろう)

解像度が高く聞こえる場合、妙に高音がつっぱっていり、癖があったりして落ち着かなくなることもあるのだが、そうではない。静かでいながら、ダイナミック。透明でありながら、前に出てくる。今まで出そうと思っても出せなかった音だ。

とは言っても人間は欲が深い。これにもう少し旨味というか、こってりした雰囲気が加わればと、ないものねだりをしたくなる。やはり初段は真空管にすべきだろうか。次のアイデアがもぞもぞと浮かんでくる。これはもう性(さが)である。