朝里峠へ今シーズン初挑戦2017年04月04日 21時47分10秒

4月初週にしては珍しく気温は高めに推移し、3日の最高気温は10度を超えた。道路の雪解けも進み、絶好の自転車シーズンを迎えた。今シーズン最初の遠出に出発。目指すは朝里峠。

と、威勢はいいのだが、なにしろ冬のシーズンはまともまトレーニングをしてこなかった。体重は58.7Kgにまで増えてしまい、ベストから3Kgも重い。実際走ってみると、体に切れがないし、加速もできない。

さて、道路は乾いていると思って走り始めると20m行ったところで道路一面に雪が!あまりにも天気が良いので、近所の人が家の前の雪を道路に出したらしい。そのまま恐る恐る通過。

このあと幹線道路の北1条通りに出て小樽方面
に向かう。いつものことだが、最初の500mは雪解け水でびしゃびしゃ。ゆっくりと通過。その後はほぼ乾燥路面だった。

どうせ無理ができるはずがないから、ベース走と決め込んで、心拍数を上げない走りに徹する。ダム記念館を過ぎてから始まる急坂でも時速10Km/hを切っても、こんなものだと焦らずに進む。

例年ならば高度を上げるにつれ、路肩に雪が積もっていたりする。きょうはどこも乾燥していた。ただトンネルの出入り口だけは気をつけないといけない。一部凍結していた。そんなことがあるので、この季節に定山渓側にあるトンネルを走る勇気はない。向こう側に降りていくのは今月下旬になってからと思っている。

そうこうしているうちに朝里峠頂上のトンネル着。ここでUターン。まだ体がなれていないので無理をせず速度を抑え気味で。

国道に出て札幌方面に向かってすぐに張碓峠の登りに取りつく。妻にも笑われるくらい筋肉がなくなった足でどこまで頑張って登れるか不安があったが、意外に息も苦しくなることなく足が回った。

ただ足に疲労物質が蓄積してくると、ちょっと力を入れただけで痙攣が始まりそうになる。だましだまし自宅まで無事に帰還。

ホッとしたそのとき異変が起きた。ペダルからクリートを外して左足を地面におろした瞬間、強烈な痙攣が右膝上内側を襲ってきた。思わずうめき声が出た。1分ほど動けない状態に。もし近所の人が見ていたら、実におかしな格好をして不思議に思ったに違いない。

シーズン最初にしてはよく走れたのは、気温が高めで少し汗ばむくらいだったせいもあるだろう。手足も冷えることなかった。水はきっちりと1リットル消費した。