全レギュレータにGaNを投入して1週間経過2017年01月23日 18時01分05秒

いつものように、エージング開始から数日すると、極端に音が悪くなって長く聴いていられないほどひどかった。

普通であれば、ここから忍耐の3週間がスタートするはずであった。ところが、今回はどうも様子が異なる。昨日あたりからまともな音になってきた。そして今日はもっとまともな姿に整ってきて、もうこうれで十分ではないかとさえ感じるほどの変わりようである。

思いつくままに特徴を挙げる。
1)まず音圧が高い。フェーダーの位置を間違えたかと思うほどである。
2)細かな音が聴き取れる。特に驚いたのが、内田光子のモーツアルトのピアノ協奏曲集を聴いていた時。ピアノの独奏になると小さくギシギシ聴こえてくるではないか。最初はなんだろうと不思議に思ったが、どうも椅子のきしみ音らしい。内田が鍵盤を弾くために体の姿勢を変えるの同期しているものと推測。
3)重心が低い。とにかく低い。やっと本物のグランドピアノの音に近づいた。
4)スケールが大きい。これまで楽器や演奏者の位置がある程度離れている感じだったのが、今は目の前に迫ってきている。
5)音のバランスが本物により近づいてきた。

ただ、まだ高いところに風邪をひいたような違和感が残っているのと、ゆらぐような超低音部分が出てきていない。エージングは緒についたばかりのはずだから、まだまだ変化していくだろう。

今の時点で言えることは、レギュレータの制御素子が音に対して重大な影響を与えるらしいということである。

これまでいろいろな素子を探してきたが、このような音は出せなかった。GaNがどこまで活躍できるのか、最初はまったくわからなかったが、挑戦してみて本当に良かった。納品まで長く待たされたかいはあった。

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