朝里ダム記念館まで2016年11月21日 18時15分23秒

11月5日の深夜から大雪になり、これで今シーズンはクローズかと思ったのだが、その後暖かい日が続いたこともあって道路の雪はほとんどなくなった。

今朝、外を見ると雪がうっすらと路面にかかってはいるが、凍結はしていない。昼にかけて風花が舞ってどうしようかと迷っていたら、昼過ぎから日差しが出てきた。ということで、おそらく今シーズン最後の長距離走に出かけた。目標は朝里ダム記念館。家を出たのは午後1時40分。

外気温1度。体があったまってくると、吐く息が白くなる。登りではまるで蒸気機関車が白い煙を上げているようである。気温が低いとパフォーマンスは極端に低下する。一生懸命頑張っているつもりでも速度が上がらない。あわててもしようがないので、こういうものだと受け止める。

バイクはLOOK595。一ヶ月ぶりに外に出す。パンクで交換したリアのタイヤがやや真円度に欠けるようで、速度を上げるとボコボコ振動する。あとで調整する必要がありそう。

路面はほぼ乾燥。ただ一箇所だけ張碓峠の下り、小樽側にトンネルを抜けたところの歩道が凍結していた。車道は融雪剤をまいているおかげで、まったく問題ない。

ということで、無事に記念館まで到着。Uターンして自宅へ向かう。今度は追い風なのですこぶる快調。自宅に着いたときには薄暗くなっていた。ライトを持っていって正解。

ところで外気温1度は体に結構負担がかかる。特に手と足の末端がしびれるのがよくない。末端がしびれると血液の循環が滞り、特に足については疲労物質がたまりやすくなるという弊害が生じる。ひどくなるとクリートをはめるとき足先の感覚が鈍くなり、バランスを崩すもとにもなりかねない。

これで来シーズンまで長距離はお休みとなる(かな)。

Western Electric 板抵抗2016年11月21日 19時35分56秒

300Bシングルアンプの部品集めで連敗が続いたので、少し良い話を。

初段CV358のカソード抵抗に何を使うか。一番最初に思い浮かべたのはVishay VAR。

しかし新忠篤先生の記事に触れるなかで、いつかWEの板抵抗を使ってみたいというあこがれもあった。これまで手を出さなかったのは、身分不相応とい遠慮があったからである。

しかし人生の先が見え始めてくると、やり残していたことをやれるのは今のうちだと考えるようになった。調べてみるとWEの板抵抗の値段はVARと同じか安いくらい。

早速某オークション経由で注文。昨夜届いた。送り主はエイフルさん。開けてみると、丁寧に梱包され、絶縁ブッシュまできちんと用意してくださった。どこかの中華製とは大違い。同じお金を使うなら、こんなまごころが込められているものに使いたい。あらためてそう感じた。

実物を見ると、予想以上に大きい。どうやって実装しようか。そんなことに思いを巡らすのも楽しい。

エージング その後2016年11月21日 20時10分48秒

DACレギュレータ(5台)の出力コンデンサをPMLCAP2.2uFに交換してから24時間通電してずっとエージングを行っている。今日で528時間経過。

400時間超えたあたりから徐々に高い周波数域の堅さがこなれ始め、全体の重心が低い方に移り、このままでいけばかなり良い音になるとの期待をもたせる。

しかし500時間を超えると、急にまた高い方に重心が移り、刺激的な音になる。低音が聞こえない。数日前まであの音は幻だったのかと戸惑う。

エージングのこのような変化はこれまでも何度も経験してきた。どこをいじっても不思議な事に同じような経過をたどっていく。

もしこの経験則が当たっているなら、650時間あたりまではまったくひどい音が続き、もうだめかと思っていると700時間を目前にしたあたりから重心が低くなり、やっと本来の実力を発揮し始めるはずである。

世間では500時間エージングが一応の目安になっているようだが、どうも頷けない。最低でも700時間、完璧を期すなら1000時間であろうと思う。