13D2ラインアンプ ヒーター点火回路の考察その22016年08月14日 17時28分17秒

 チョークトランスを限られた空間の中にどのように入れ込むか、けっこう頭を悩ました。あらたにネジ穴を開けるとなると、大型部品をはずさなくてはならず、これでは作業がおおがかりになる。

 手間をかけずにスマートに実装したい。本音を言えば、手抜きをしたい。そこで、写真のようにユニバーサル基板の真ん中をくりぬいて、トランスを寝かせることにした。トランスはスズメッキ線でまるでガリーバーのようにぐるぐる縛り上げているだけ。シャーシーには基板をとめるネジ穴はすでにあいているので改造の手間はかからない。

 なお、写真に見える赤色と青色のリード線は、某オークションで入手したWestern Electric 絹巻二重被覆エナメル線21AWG。今回初めて手にしたのだが、その手の込んでいる作りには感心した。見ているだけですばらしい音が出てきそうな気になる。

 この他にも、定電流回路と真空管ソケットまでの配線をこの線に入れ替えた。チョークトランスから22000uFの電解コンデンサ、およびこのコンデンサから定電流回路までの配線については、WE線に見合う圧着端子が手元になかったため、そのままとした。
 そのうち、アンプの全配線をWestern Electricに入れ替えたいと目論んでいる。

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