「 Infineon のSIC SBDをパワーアンプ終段電源に投入す」のその後 途中経過2016年05月19日 22時23分44秒

 1日数時間だけ通電していったのでは、エージングが完了する頃には秋風が吹いていることになる。とてもそんなに待てない。ということで、24時間通電に切り替えた。

 今日現在で、おそらく150時間程度経過。もっともひどかったのは100時間経ったあたりで、まるでラジカセの音であった。鼓膜が破けるのではないかと恐ろしくなるくらいトゲトゲしさに辟易した。

 そんな最悪期を越すと、少しずつ中低音が充実しはじめていく。とは言え、トゲトゲしい高音がなくなるにはまだまだ時間がかかりそうだ。

 こんな我慢大会が続くと気分も滅入りがちになる。それでもなんとかやってられるのは、こんなひどい音でも目指す方向がしっかり聞き取れるからである。

 「エージンが完了したら、すばらしい音が出てくるはずだ。」たんなる希望的観測ではなく、すばらしさの片鱗をすでに垣間見ることができる。それが日ごとにはっきりとしてくる。

 もう少しの我慢である。

小林峠 裏表コース2016年05月19日 22時39分52秒

 15日の月曜日は、台風並みの風のため戦意喪失。1日家にこもっていた。
 
 仕事の関係で、今シーズンは自転車通勤できる日が限られてしまい、どうしても運動不足気味である。

 幸い今週だけ少し時間の余裕ができたので、昨日と本日、小林峠を目指した。昨日は仕事場から小林峠経由で自宅へ。
 
 本日は、仕事を早く切り上げて自宅から小林峠に向かい(裏コース)、峠を下ってから北丿沢8交差点まで一旦下り、そこでUターン。また峠を目指す(表コース)。久しぶりに、裏表をやっつけた。

 こんなことができるのは、体調が良いからに尽きる。先週までは、登りにかかると息が上がり、とても頑張る気力が起きなかった。
 しかし今日はちがった。どこかに余裕がある。こんなことはシーズン中滅多にあるものではない。

 ところでウエアのこと。昨日初めてショートのレーパンをはいた。やはり戦闘意欲が増してくる。

 余談。
 昨日の夜ソックスを洗ったら穴があいていたのを発見。ちょうど一番力かかる場所。ご苦労様と言ってゴミ箱へ。
 代わりのソックスを買いに、街の自転車屋さんに走った。買ったのは、シマノと、マヴィック(イエロー色)。履いてみるとLとRが別なんですね、いまは。いつの間にか浦島太郎になりかけていたみたい。

Taylor Follower Power Ampの原型はすでに発表されていた2016年05月19日 22時58分46秒

 朝のトイレ時間には、必ず過去のラジオ技術かMJを持ち込んでぱらぱらめくるのが日課となっている。きょうは、MJ1997年8月号であった。

 そのなかで上條信一氏の記事に目が留まった。これまで過去に何度もめくったページである。それが今日に限って妙に気にかかる。記事の中に掲載されている回路図を凝視する。「あれ!」まぎれもなく、Taylor Follower型の出力段である。

 以前読んだときは、かなり特殊な回路に思えてなんとなく馴染めなかったものだが、なんだそうだったのか。いやはや、すでに上條氏が先行してやっていたのですね。

 その記事には「音の印象」という欄があり、こう書いてある。「音は素直で癖のない深呼吸したくなる新鮮さがあります。普段の騒音で無意識のうちに張り付いた耳の覆いを剥がして、音をいっぱい招き入れたくなります。音で隙間なく埋め尽くしていないと我慢できないアンプもありますが、本機は静かな音楽の鑑賞にも向いています。」

 上條氏はすでに亡くなったので確認のしようがないが、なんとなく私が感じている印象に通じるものがある。

 なお、上條氏の記事は以下のところでも読むことができる。ファンのためにご家族がメンテナンスされているとか。感謝。
    http://www.ne.jp/asahi/evo/amp/

朝里峠周回コース(5回目)2016年05月23日 20時26分07秒

 朝起きてみると薄曇りであったが、天気予報によれば快晴になるらしい。今日は行くしかない。

 LOOK595のチェーンは先週、新品に入れ替えた。メーカーはINTREPIDと言って台湾製らしい。これを購入するのは初めて。Dura-Aceは11速化したため、もう純正では10速チェーンは手に入らない。勢いサードパーティの製品に手を出すしかない。KMCが有名であるが、値段に負けてこちらにした。

最大の特徴はDLC(Diamond Like Carbon)処理していること。これがどれほどのものか、今回試してみたかった。
 乗ってみて驚いた。チェーンの音がほとんどしない。回転が非常に滑らかで、ペダリングが上手くなったかのような錯覚を覚える。ペダルをまわすのが楽しい。買ってよかった。
 ただし、軽量化のために肉抜き加工がされているため、耐久性は不明である。

 さてこのチェーンの効果であるが、速度が極端に速くなるわけではないが、従来のものに比べて速度を維持しやすくなったということは言えるかもしれない。

 小樽方向に向かっているうちに次第に雲がなくなり快晴となる。
あとで調べたら今日に日中の最高気温は22.5℃であった。なにもしていなければ風が涼しく、非常に快適。おそらく今年一番のサイクリング日和だったのかもしれない。

 とはいえ、峠に向かう登り坂になると風がない。風があるのも辛いが、快晴で日差しが強いと風がないのは辛い。

 さてこの登り坂。例のつづら折れ区間で舗装工事をしていて片側交互通行になっていた。最もきついところでプレッシャーもかかる。新品のチェーンのおかげもあってなんとか頑張る。

 ところが頑張った甲斐も無く、魚止めの滝までのラップタイムは13分だったから、以前に比べて遅くなっている。

 結局、峠駐車場(定山渓側)までのタイムは36分。いまの実力はこんなものだろう。先週、小林峠、幌見峠を連戦してかなり足のパワーをつけたつもりだが、持久力が弱い。これを強化するにはLSD走を積み重ねるしかないのだろう。

 定山渓側に降りてくると、例の通り強い恒常風が吹いていて速度が上がらない。国道に出ればマシになるかと期待したが、これも向かい風。藤野を過ぎれば追い風になるかと思ったら、結局自宅まで向かい風。風速3〜5m/s。いつもなら40Km/hを出せる区間でも30Km/hに行かない。

 結局自宅までのリザルトは3時間40分。750mlのボトル2本がちょうど空になった。補給は某国で買ってきたデーツを3個。むかし、デーツは砂漠を旅する時の必需品であったらしい。よくわかる。

 帰ったら、妻がニシンそばを作って待っていた。

サブシステムにInfineonを投入2016年05月23日 20時47分17秒

 妻がオルガン練習に使っているDACは、ボルテージフォロワ型レギュレータを使っているため、まれに発振することがある。なんとか応急措置でしのいできたが、不具合が起こると妻がオルガンを弾けなくなり、そのたびにひどく落胆する。

 これはいかんということで、先週16日にレギュレータを更新することにした。2016年5月2日付の記事にあるTaylor Follower Regulatorである。

 そのついでに、整流ダイオードも全てInfineonに交換した。全部で12個である。

 あれから1週間経過したが、不具合は無く安定している。ただ、エージングには3週間ほどかかるはずなので、音はこれから良くなっていくだろう。