Taylor Follower型パワーアンプ改訂 ― 2016年04月11日 15時16分16秒
パワーアンプの終段はTaylo Follower型を応用したものである。
昨年の11月10日付の記事でトラブルが発生したことを報告した。原因はわかったのだが、その時点での対策は不十分であった。根本的な対策をしないと安心して使えない。
問題発生のメカニズムは以下の通り。
通常動作であれば、ノード100とノード101の電圧差は常に一定で、V(100)-V(101) > 0 である。
しかし、設定電流以上の電流を負荷に流すような入力が与えられた時に問題が発生する。その場合 V(100)-V(101) < 0 になることがある。これによって、M1,M3にnpnトランジスタを使った場合、絶対定格を超えてしまい破壊する。
最も簡単な対策は、このような場合でも仕様を満足するような素子を使うことである。それが2SJ79である。仕様によればVgssは±15Vを保証している。これなら安心して使える。
対策後は全く問題なく動作している。
昨年の11月10日付の記事でトラブルが発生したことを報告した。原因はわかったのだが、その時点での対策は不十分であった。根本的な対策をしないと安心して使えない。
問題発生のメカニズムは以下の通り。
通常動作であれば、ノード100とノード101の電圧差は常に一定で、V(100)-V(101) > 0 である。
しかし、設定電流以上の電流を負荷に流すような入力が与えられた時に問題が発生する。その場合 V(100)-V(101) < 0 になることがある。これによって、M1,M3にnpnトランジスタを使った場合、絶対定格を超えてしまい破壊する。
最も簡単な対策は、このような場合でも仕様を満足するような素子を使うことである。それが2SJ79である。仕様によればVgssは±15Vを保証している。これなら安心して使える。
対策後は全く問題なく動作している。
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