13D2ラインアンプのエージング2014年05月19日 22時54分06秒

ラインアンプを固定バイアス回路から真空管E88CC/6922を使った定電流回路による差動増幅回路に変更して以来、エージングを続けている。

作り上げた最初は、若干かまぼこではあったが素晴らしい音だった。ところが、エージングの定石通りに、時間とともに音が極端に悪くなっていった。低音はすっぱり切り取られ、突きさ刺さるような高音。一日4時間火を入れながら我慢していたが、我慢ができず、24時間連続エージングに変更した。

回路変更に使った部品は電解コンデンサと真空管を除いて、すべてエージング済のもの。なので、これはE88CCのエージングと思ってほぼ間違いない。

今日で3日経過。だいぶ低音が出るようになり、雰囲気感が増してきた。しかしよく聞くと、まだ刺激的な高音が残っていて十分とはいえない。

良いものはエージングに時間が掛かる。これはコンデンサ、トランスで経験してきたが、真空管でも同じことが言えそうだ。

コメント

_ Analog親爺 ― 2014年05月20日 22時30分35秒

こんばんは、回路のことはよくわかりませんが、小生の拙い経験では、120時間~150時間くらいすると効果が分かるのではないかと思います。「だいぶ低音が出るようになり、雰囲気感が増してきた。しかしよく聞くと、まだ刺激的な高音が残っていて」とごく私的にはよい傾向だと思いますが、それにしても、楽しみですね。

_ Konちゃん ― 2014年05月23日 21時47分40秒

Analog親爺さん。いつも適切なアドバイスをありがとうございます。
まさにそのとおりです。現在80時間程度経過したところで、低音は徐々に豊かになりつつありますが、オケを聞きますとまだまだ弦がきついのがわかります。
それでも良い方向に変化していることがわかりますので、ここは辛抱のしどころです。

ところで次の計画ですが、Analog親爺さんに見習ってオイルコンを試してみたいと思っております。高価なものは手が出ませんが、ネットの評価によればロシア製に安くて良い物がありそうです。

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