メインシステム ES9018からFN1242Aへ2014年04月17日 22時19分10秒

 メインシステムにも大幅な変更があった。

 これまでES9018デュアル•モノ(Fujiwaraさん配布基板)を使っていた。最近、電源周りが複雑になりすぎて少々心の負担になり始めていた。なにしろこのDAC基板一枚でSalas レギュレーターを8台も使う。基板群はまな板の上にごろごろと載せているだけなので、管理も大変。もっとコンパクトなシステムが欲しくなってきた。

 そこで最近某所で話題になっているFN1242Aを試してみることにした。昨年の秋に入手しておいたもの。現在は完全に在庫が枯渇したようだ。

 当初は自分でEagleでパターンを引いて基板屋さんに発注しようかとも考えたのだが、習熟まで時間がかかりそうなので、結局いつもの手配線になった。でも、配線量が少ないのでそれほど難しくない。
 将来、PICを使ってデュアル•モノ構成にしたいのでFN1242Aを2個使っている。現状は、一個のDACで片側チャンネルだけを出力するという変則的な使い方。パラではなくシングルである。なので、何も考えずに使用するチャンネルの側だけに+5.5Vを接続し、使わない側のAVDD端子はオープンにしてみた。これは何も根拠がない。思い込みである。

 昨夜、電源周りを整え、実際に動作させてみた。ところが音が出ない。各端子の電圧を測定してみると予想とは違う電圧が。少々焦ったが、各DACのAVDD1とAVDD2をそれぞれ接続してみたら、正常に。やっぱり思い込みはいけない。

 と、そこまでは良かったのだが、SDカードプレーヤーのプレイボタンを押しても音が出ない。無音。ふたたび焦る。何度かボタンを押しているうちに突然音が出た。原因不明。まだまだ調べることはありそう。

 エージングはこれからなのだが、今の時点でもES9018との音の違いは明らかである。第一印象は演奏会場の天井が高く感じたこと。そして細かなところがよく聞こえるというよりも「見える」という表現がふさわしい。とにかく音の骨格が今までとかなり異なるので最初戸惑った。これがFN1242Aの特徴なのだろうか。

 初代はTDA1541A、2代目はPCM1794、3代目はES9018、そして今回の4代目。いろいろ変遷があったけれど、以前の3台と今回のDACは音の描き方がまったく違うような気がする。

 エージングが進んだ時点でまた新たな発見があるかもしれない。
 ところでPICの勉強をそろそろしなければならない。

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