サブシステム その後2011年11月16日 13時24分14秒

 NEC CDP-816にDEMリクロッキングをインストールした直後、妻は出てきた音を聞いて浮かない顔をしていた。

 しかしそれから数時間後、電源を入れたままにして再度聞きなおして、妻の表情が変わった。わざわざスピーカーの前に椅子を置き、妻にしては珍しく大音量でバッハのオルガン曲を鑑賞している。そして言った。「さっきとぜんぜん違う。」

 サブシステムは二階に置いてある。階下にいても、最初の頃と比べものにならないほど進化しているのがわかる。

 最初は音量を上げてもか細い音しか出ず、がっかりしたものだ。それが今はダイナミックで空間が見えるような音が出てくる。
 
 妻は最後にこう言った。「あなたのステレオよりもずっといい音がする。」

 がーん。細かいことを言えば欠点だらけのサブシステムだが、妻の意見に反論できない。私もそう思うからだ。
 良い音を出そうとこれまで日夜苦労を重ねてきたのに、こんなジャンク寸前の装置に負けてしまったとは。何が原因なのだろう。また悩みの日々が続く。

 写真はCDP-816の内部全景。

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